2013年7月29日月曜日

昨日は、トマトをさぼった Kayak!!

ダムが放水すると、悪い友達がら、連絡があり、、、、へへ


そりゃ、行くでしょう。

なんたって、Kayaking is my life!


で、こんな感じ!!

トマトの灌水はしたよ

Peace!

2013年7月28日日曜日

農業ロボット 益虫の密度の計測

初公開した、農業ロボット の機能の中に益虫の密度の計測がある。

僕は、クモを、一つの指標に考えている。

そのクモを計測することを、ここでは言っている。

もちろん、毒を持っている、アオバアリガタハネカクシも、私にとっては、益虫の部類。


この画像は、ハエトリグモがハエを捕まえたところ。

偶然、写真を撮ることができた。

実際に、私のハウス内では、各種のクモが生息している。

それを計測するのが、先の「益虫の密度」であり。

これは、ロボットが、朝の仕事以外の時間に、定点観測を行いながら、発見数を記録する。

現時点では、この記録方法、つまり認識方法は、公開できないが、画像処理で行っている。

専門用語でいうと、Deep Learning と言えるかもしれない。


今年は、2棟で銀のビニールマルチを使った、やはり、紙マルチの方がクモ達には良いようだ。

peace!

2013年7月27日土曜日

初公開 トマト用 農業ロボット サンダーバード1号

初公開

続々、ロボットの紹介をしますが、まずは、順番に (^^)/


計測できなければ、コントロールできない

品質管理や、マネジメントの基本です。

このロボットは、僕の右腕、毎朝夜明けとともに動き出して、


当日の収獲対象トマトの確認

トマトの株ごとの生育、成熟状態

害虫や、病気の発生確認と状態

温度、湿度、照度

その他特定項目の計測 (たとえば、益虫の密度など)

などを、してくれるロボット。


サンダーバードでいうと、1号。

救助現場に行って、状況をいち早く確認して、次のActionにつなげる。

毎朝、活動してくれるので、

僕は、「目覚ましテレビ」をみて、農場に出勤できるようになりました。

もちろん、この情報を利用し、その日の作業計画や、トマト収穫ロボットが活動をします。

このロボットは、Raspberry Pi 3台、Raspberry Piを制御する自作マイコン、

電源管理、モータドライバーなどで構成しています。

また、各種のセンサーも搭載しています。

自作マイコンは、苦闘しました。でも、このハードのおかげで

私のロボットのハード部分のアークテクチャーを決めることができました。

自律移動なので、どこにいるか知っているし、どのトマトの株なのかも、みんな知っています。

カメラも、4台、depthつまり、Point Cloud処理もします。

つくるのに、何日、徹夜したか?
かわいい、僕のサンダーバード1号です。

このマシンの肝は次の3つ

・コンピュータビジョン (人間の目や、認識に対応する機能)

・空間DB (人やロボットが活動する空間を管理するための4次元データベース
      栽培中のトマトの株や、実などの情報も形状、画像データとして管理します)

・RDCS (複数の人やロボットが協調しながら業務を実現するためのプラットフォーム)

ちなみに、

ハードの費用は、65,000 円

ソフトは、自作。しっかり原価計算すると、桁が3つ違う。

ソフトは、コンピュータビジョン、RDCSや、空間DBなどの

共通部分を含めて、もう1年開発してる。

まぁ、共通部分を含めた原価だから、

そのうち、ソフトは、Openにしちゃうかも。

野外活動用の2号は、また、機会を改めて、、、

使いながら、改良を続けます。

このロボットの解説は  --> here

私が開発しているロボット技術の一覧は  --> here
peace!

2013年7月26日金曜日

SI企業が「絶滅危惧種」に指定される日


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130723/493403/

田中さんのこの記事の意味は、大きい。

僕も、前のpostで、IT産業が失速すると予測したけど、同じ。

受託中心の、日本のSIや、イノベーションな製品が作れない、ITメーカは、

多分、大変なことになる。

ちなみに、会社でグローバルサービスを担当していたとき、

SalesForceを使って、グローバルなCRMを作りました。

一人で、作っちゃいました。だから、田中さんが言われることは、よくわかる。

その時は、次の手順。SEには、上位の3つはできない。ユーザでないとできない。

だから、良いツールがあれば、一人で、、という田中さんの主張は実体験でわかる。



CRMのモデルを作る:何のために、そしてどのような成果を得るのか?

マネジメント メソッド:目的を実現するために、どのように計測して、コントロールするのか

プロセスデザイン:実際のプロセスの設計

構築

教育:英語と日本のテキスト作成、ネィティブチェックなど


ちなみに、日本で、最初にSalesForceのバグを見つけたのは

僕だといっていた。

peace

2013年7月25日木曜日

日本の農業が、産業として前に踏み出すために必要な事



日本の農業が前に進むためには、次の5つが必要だと思う。

勝手な言い分だけど、こういう議論がそろそろ必要だと思います。

今の各種の仕組みは、戦後に作られたもので、高度経済成長期に、それに合わせて

修正されたもの。

従って、これから深刻化する少子化や、財政赤字、経済成長率の低下、営農インフラの

維持問題などの与件に対応した仕組みではない。

政治や、施策は、未来を見通さなければならない。

すでに、現状の延長には、未来がない状況になっている。


1)農林水産省を、経済産業省と、国土交通省、厚生労働省、消費者庁に分割

 → 他の産業政策と連携して、機動的な対応を可能とするため

2)農業関連の研究所(ゲノム、品種改良など以外)、試験場も民営化を前提に廃止

 → 種子ビジネスなどの新規産業を育成するため

    農業関連の研究機関が、沢山あるのは、日本だけ。

    今の農業の実態を見れば、成果があがっていない、税金の無駄遣いは明白

    地方の農業試験場にたまに問い合わせすると、
    実際にやってた企業を紹介される事、たびたび、、、、、


3)農業協同組合法の廃止と、農協の各種機能の民間企業への委譲

 → 流通システムの変革による生産者コストの削減と、新規産業の育成

 → 金融機能は整理し、他の民間企業と統合する。

4)実質的に機能していない農業委員会の廃止


5)農地法の廃止と、新たな有効に土地を利用するための法律の制定

 → 今後、大量に耕作放棄される農地を効率的に活用し、地域農業を効果的に維持するため

   (集団営農などにより、最低ラインの雇用や営農インフラを維持する)

peace!

2013年7月24日水曜日

ロボットを使って農業をする 背景と今の状況 まとめ

生産性と収益の低い農業で、いかに収益を上げるか?

農業が、置かれている環境をまとめるとかなり暗い。

下は、今後10年くらいの流れ。現状の政策などに大きな変化が無い事を前提にまとめた。


社会的な変化:財政再建が進まず、国債利率を上げない一時的な政策の連続 
          → 社会補償費増大、財政悪化による国家財政の緊縮強化
          → 社会資本の維持管理コスト増大により産業・生活基盤の悪化
          → 特定の産業以外、コスト、労働生産改善が進まず空洞化
          → 国内雇用を支えてきた、労働集約的産業の雇用環境悪化
            特に中小企業、IT関連、介護、一部建設業、農林水産関連産業など
          → 農村地域、中山間地域の雇用環境が急激に悪化し、
             高齢化と相まって放棄地域発生
農業の顧客の変化
          → 給与者の実質所得が徐々に低下するのでより安い農産物圧力
          → 外食産業が厳しい競争をする。海外農産物の活用が進む
          → 流通業が収益維持の為、生産者の囲い込みと価格圧力を強める
行政などの変化
          → 補助金中心行政が財政難により失速
          → 農地保有に関する規制の解除が、地域営農基盤環境を悪化させる
          → 中小規模行政団体は社会保障業務が中心になり企画事業ができない

農業領域の変化
          → 高コスト型生産技術研究の限界露呈
          → 農業研究機関の統廃合と閉鎖が進む

農業経営における変化:就業人口減少、高コスト、海外食材流入の
               3つの悪循環により国内生産力低下が進む
          → 農業資材・燃料費コスト増大
          → 流通コスト増
          → 低価格海外農産物の流入増大

         → 耕作放棄地の増大
          → 農業就業人口の超高齢化と減少(2013年平均68歳)
            10年後に、平均年齢78歳はありえない
         → 水利設備などを含めた地域農業維持コストの増大と崩壊開始
         → 地域の雇用がなくなり、兼業農家の激減
           ・上記4点は、輸入米の影響も含めて、米作放棄が一気にすすみ
             日本の農業の激変を引き起こす

          → これまでの高コスト型農業生産技術の限界露呈
          → 就業者/従業員の所得が、給与所得者平均に満たない経営体が99%
          → 農業関連産業の減少
          → 農協の弱体化による業界圧力の低下
          → 人口の高齢化と所得の減少、運送コストの大幅な上昇で
            大規模消費地周辺以外の農業が困難になる。
          → 他産業からの参入は、コストの観点から進まない

農家家計の変化:農家の世代交代が進み都市型消費
          → 教育費などの支出増大し、若手就農者の離農動機増大

農業人材の育成:産業としての成立性を保証する人材育成は進まず
          → 人材育成の必要性は認識されても
              費用負担などの問題に対して行政支援などが限定されて進まず


つまり、基本的には、従来の保護されてきた農業の感覚では、

日本では、産業としてなりたたなくなる。

また、それ以上に地域の保全が難しくなってくる地域が各地に発生する。

上記の個々の要因が、複合してvicious cycleから、抜け出せなくなる。


これを解決するための僕の取り組みが、

これからの、余る農地活用、農業従事者減少を前提、低コストとした、

労働生産性:3倍以上 x コスト:1 / 3  →  収益向上

つまり、普通の業務改善視点で考える。


これを、次の技術の組み立てで実現する。

生物学 (植物学、昆虫学、微生物学) x  低価格ロボット x 施設工学 x  IT 



これまでの成果

・汎用農作業支援運搬機              → ロボット実作業 & 検証中
                                各種工程で、運搬工数が1/2

・汎用不整地走行運搬機              → ロボット実作業 & 検証中
                                                                       雑草管理工数が、1/2

・経営管理システム                 → 導入、機能追加中
                                事務作業工数 1/ 10
                                                                       PDCAサイクルの実現により
                                生産品質向上と、購買コスト削減


・トマトハウス建設費                 →  既存建設費の 1 / 3 達成

・好気性微生物を活用した、トマト連作 + IT  →  4連作 実現
                                土壌消毒作業の削減

・害虫対応(施設)                  → 昆虫学 +微生物学 + ロボット + IT
                               早期駆除による被害最小化
                               農薬使用農家に比して、被害は少ない
                               コストは、工数換算も含め、1/4 以下
・害虫対応(露地) → 昆虫学
              キュウリ、オクラ、トウガラシ、枝豆、玉ねぎ、にんにく → 被害なし
              ナス → 無農薬でも、農薬使用農家と同等の被害率

・病気対応(施設) → 微生物資材を活用し、発生なし

・病気対応(露地) → きゅうり:うどん粉病対応品種の導入により発生なし

・農業資材     → インターネット購買、見積もり作業を徹底し、
              農協からの購入に比べて 50 %減

・市場対応     → 無農薬栽培を訴求した、機動性の高い販売方法確立

・栽培法開発   → トマト:水耕栽培より低コストな土耕栽培を推進
                 土中微生物環境重視の、高畝栽培法の確立と継続的検証


最重点課題と対応

・露地栽培  除草工数削減  → ロボット開発中
                      露地栽培工数の20%は雑草処理という調査もある

・トマト振動受粉工数削減    → ロボット開発中
・トマト剪定作業工数削減    → ロボット開発中
・トマト収穫作業工数削減    → ロボット検証中
・トマト誘引作業工数削減    → 施設工学的改善+新規誘引器具開発中

・ロボット機能開発工数削減  → 3D プリンター導入、 モータドライバー新規開発中
・ソフト開発工数削減      → 自動プログラミングツール開発中
・ロボット製作費削減      → 機構設計力の向上
                     モデリングソフト改良と、3Dプリンターの活用
                     低価格汎用品利用、バーゲンセールおよび
                     安価なラジコン部品の活用促進


大変だけど、技術者としての最後の仕事として、

夢をもって、努力します。

でも、目標に対して、何をすれば、良いのか、はっきり描けるようになってきた

peace!

Virtual vs Reality、そして日本人が危ういと思う事、、、

僕は、社会調査的な仕事や研究を長年してきた。

延べ、数万人の調査をしてきたと思う。

もちろん、農民も居れば、会社員も、そして、18歳から70くらいまで。

また、そんなな仕事をしていたから、日常の生活でも、

この人が、そのように考え、発言する背景は何か?と考えて質問や観察をしてしまう。

話の断片からの、この人の人生は、、、、

だから、毎日、人と話したり、定期的に見かける人には、そんなことを考えてしまう。

そんななかで、日本人や日本人の社会はどこに行くのだろうか?と考えることがある。

日本人の多くは、都市に住み始めている。そして、日本を覆う、平均的な日本人感は、

東京を中心にした地域の文明で決まっている。

地方の多くでは、大学は東京に行って、そのまま東京で就職する人が多くなっている。

大阪にしても、そうだ。

彼らは、東京の文明のレールに乗ってこれからの人生を送るわけだが、、、

そこに大きな問題があると思う。

地方で生活すると、お金を稼ぐ仕事と、地域で生活するための様々な作業の両方をしなければならない。

それは、子供のころから始まる。そのなかで、学校の友達以外に多くの人に出会い、感じ、

地域の文化を理解していく。そして、成人後も地域のなかでは、自分の仕事と、地域活動の2つを

両立させなければならない。地域の活動は、実にリアルそのもので、草刈もありれば、

墓掃除、水路掃除や、修理などもある。受け継がれた各種のノウハウを受け継ぎながら、

リアルな社会生活の経験を続ける。つまり、地域社会活動を通じた、

人と人が協力しあうリアル社会に訓練されながら、参加していく。

いつも口臭の臭い人もいる、嫌いな人もいる、でも、一緒に作業をして、地域をリアルに息づかせていく。


では、都市に出た人たちは、リアル社会があるのか?

マンションに住めば、管理費で雇った管理人が、周囲の掃除をしてくれる。

一軒家に住んでも、3軒離れると、ほとんど他人でいられる。挨拶する手間も省ける。

自分の住居環境以外は、リアルな社会がない。

その一方で、SNSでつながりたいと思う。

災害があれば、ボランティアに参加して、つながりたいと思う。

子供ができれば、公園デビューしてつながりたいと思う。

一度つながれば、集団は、排他的な色合いが強くなる。

それは、集団が未熟だから。

それは、リアル社会で訓練されていなから。

でも、しばらくたつと、なんとなく居心地に、違和感を感じて、

そこで、踏みとどまれば、リアル社会の経験ができるのに、

次のコミュニティーに移っていく。

これから先の日本は、どんどん地方かた人口が減り、そして、

都市に人が、肩を寄せ合って生きるようになる。


イノベーションは、人と人との直接の接触、そして知識を競い合ってこそ、生まれる。

そのベースは、リアルな社会で訓練された、人と人との共同作業や信頼を知ってこそ

成り立つ。IQが良い人間が集まっても、IQ x IQでは、何も生まれない。

結局は、リアルな人と人の化学反応。

そのベースのリアル社会での訓練が、なされない、もしくは価値を感じない

人達が多く生まれていく日本は、本当に大丈夫なのだろうか?

ふと思う。。。

2013年7月23日火曜日

Leap Motion きた~。8か月待った!!!

やっと来た。あかんやろう!


大きさは、SDカードと比べてください。

Raspberry Piとの、SDKも公開予定だとか?

ちょっと使ってみたけど、

????って感じ。

僕の用途は、ロボットなので、RasPi のSDKが出たら使うけど、

ほかの人は、ゲームのNI以外に何に使うのか?

今のところ、思い浮かびません。

8か月待たせるのは、ルール違反だし、

そして、ものすごく熱を持つので、耐久性もないと思う。

この熱の持ち方は、ちょっと予想外。。。。。

あわてて買わないでね。


2013年7月21日日曜日

自動プログラミングツール、ちょっと公開

今、作っている自動プログラミンツールを、ちょっと。。。


これじゃ、わかんないよね。

でも、許してくださいね。

真面目に作っている事だけを、お知らせしたくて、、、

GUIが、大切なので javaで開発をしています。



でも、もともとのアイディアは、2000年につくり発表しました。

発表した時は、みんな ???? って感じでした。

僕も、そのアイディアが自動プログラミングに結びつくとは考えてもみませんでした。


そのアイディアの派生のシステムは、商品化しました。

日本の一部上場企業の多くに採用され、グローバルに活用されています。

そして現在も、開発を引き継いだ人達が、継続的にバージョンアップしています。


ところで、自動プログラミングツールを、IT業界が作らないのは当然の話。

だって、請負中心のソフトウェア業界の仕事が減っちゃう。

では、誰がこれを使うのか?

決まってんじゃん!ユーザです。大幅なソフトウェア開発費削減が可能となります。

peace!

最近のロボット開発

順調に開発を進めています。

このブログの読者の方の目的は、ロボット製作だと思うので、近況を、、、

正直にいうと、発表時期を次の2点で、悩んでいます。

1)特許出願の検討

最初は、Openにする予定でしたが、中国と韓国からのHPへのアクセスの異常な多さから、

少し対処を考えようと思っています。

2)定期的な発注を戴いているトマト販売

トマトのお客様に、迷惑をかけたくないです。

ロボットはまだ、商品にしているわけではないので、ご迷惑をお掛けすることはないですね。

ただ、現状でもお問い合わせがあり、かつ、アクセスログ分析などから発表時に多数の

問い合わせが発生する事が推測できます。

いい加減な対応をしたくないので、

現在は、トマト販売を優先しなければならないと考えています。

トマト販売の終了にめどが立った時が、発表かなぁと思っています。


悩ましい問題です。アドバイスでもいただければ、コメントで、お願いします。


1.4足歩行ロボット

順調に開発を進めています。

ソフトウェアのVer1は、完成しました。

発表時には、多くの方を驚かせることができると思います。

躯体は、アルミと、やっぱり木材を使っています。


2.トマト収穫ロボット

これも順調です。

だた、3D printerの、納入が遅れているので、その分、Ver1が先延ばしになります。

やっぱり、曲面を多用する部品は、3D printerで作りたいです。

というか、フライス盤では、私の技能で作れませんでした。

曲面を多用する部品→これが、ミソです。


3. その他ロボット

ラジコンカーを改造して、作っています。

販売先が、決まっているので、私からは公開できません。

利用者と、提供価値(改善効果)が、

シンプルでかつ、明確なので、インパクトのある商品になると考えています。


4. RDCS

このブログで掲載していたときは、Ver0.7でしたが、Vre1.0になりました。

コンピュータビジョンと、空間DBの機能を強化しました。

コンピュータビジョンは、難しいので、階段を一歩一歩上るように

地道に開発をするしかないと考えています。

特に、ActivityDBのVer1が完成したのは、大きな収穫です。

ちょっとEditor部分の開発が遅れていています。


5.プログラム自動作成ツール

いろいろなアイディアが生まれてきて、考えるだけでも楽しいです。

これは、来年の目玉になるかもしれません。

このツールも、ロボット開発に密に連携しています。

また、サラリーマン時代に、市場導入した数々の製品のノウハウもたっぷり詰まっています。


こんな感じです。

Peace!

トマト栽培 農薬を使わない→利益増 工数削減実現できる!

これまでのところ、病気は発生していない。

なんとラッキーな事か!

でも、ラッキーなのではなく、対策の効果が出てきていると思っている。

・ハウスおよび周囲の物理的防除を徹底して、ハウス内に害虫を侵入させない。

・ハウス内→雑草→虫発生→病気媒介→病気発生

・各種の病原菌、残留農薬、物質を含む都市近郊のコントロールできない農業用水は危険

この仮説を、検証するために、特に次の5つを実践してきた。

1) ハウス内の雑草の徹底的な除去

2) ハウスと外界の隙間をなくす(新聞紙で目止めする)

3) ため池などが水源の農業用水を使わない(水道水)

4) 蜘蛛などの益虫の生息環境

5) ハウス周囲雑草の排除、防虫テープの活用による虫を寄せ付けない工夫

多分、この対策が効果を出していると思う。

つまり、コントロールできているという事。

タバコガの被害は、5m四方に発生している。

多分、どうして防ぎきれない隙間から入ったのだろう。天窓部分の目止めを来年は、強化しよう。

でも発生しているのは、一棟だけ。

ただ、僕のところは、マルチで覆っているので、フンがが落ちていれば、そのうえにいることが解る。

僕は、毎日、ハウス内をほうきで、掃き掃除しているので、そのときに捕殺する。またフンもほうきで掃除する。

そうしていると、簡単に害虫被害を最小限に抑えられる。

近くの農家は、毎週、2人で半日かけて農薬散布している。でも、病気も虫も発生している。

6か月間、単価を2000円とすると

(2,000円 x 4時間 x 2人 +  5,000円(農薬代、燃料費など) ) x 26 週 = 54.6 万円

私→  2,000円 x 1時間(雑草管理) x 26週 + 1万円(水道水) x 6ヶ月 = 11.2 万円

43.4万円も削減できている!!  →利益が増えること

また、時間も、182時間も削減できています。

農業の労働生産性を考えた場合、一人月の工数削減は、でかい!!!


こっれて、すごい!

peace!

上記の事は、私の実践結果であり、第三者の実践による効果を保証するものではありません。

2013年7月19日金曜日

デトロイト破産。。。そして、僕のデトロイトの想い出

25年前の冬、僕は仕事でデトロイトにいた。

当時は、日米の自動車問題があり、はっきり言って、「日本人が居てはいけない町」だった。

それも、ルネサンス・センターのofficeで働き、そして併設されているホテルから通っていた。

つまり、日米自動車摩擦の、アメリカ側の本陣の中にいた。

仕事も、肩身が狭かったが、

日常の生活が大変。

「日本人、金持ち、小柄、やっちまえ!」 そんな、空気が蔓延していた。

常に、気をつけて生活していた。

ある日、ルネサンス・センターのショッピング街で、大柄な黒人が万引きをして

ダッシュして逃げる姿を見てからは、本当に怖くなった。

仕事以外で、「Japanese?」なんて、聞かれると「No, Chinese」と、言っていた。

後にも、先にも、Chineseなんて言って、生活していたのは、デトロイトだけ。

Chineseは、世界中に住み着いているから、ほっておいてくれる。

デトロイトの日常生活では、僕は、中国人になっていた。

冬の寒い時期に、早く日本に帰りたいと、念じつつ仕事に集中していた。

アメリカ人の仕事仲間も最初は、誘ってくれるけど、僕がそこにいることが日常になると

特段の気遣いもなくなり、かつ、残業もしていたから夕食はほとんど一人で食事をすることが多くなった。

日本料理店は、近くにはなかったので、ほとんどセンター内の中華料理店で食べていた。

たまに、マックでハンバーガーとサラダを go toしていたが、、、

赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスの中華料理店はいつもガラガラだった。

テーブル席には、なぜかポップコーンの入ったボールが、調味料と一緒においてあった。

最初は、違和感があったが、数日すると、ポップコーンを食べながらオーダしている自分がいた。

中華料理店では、いつも、ビールを飲んで、いくつかのセットメニューを順番に食べていた。

でも、おいしいと思ったのは、spring rollだけ。

当時は、今のようにインターネットもない。だから、デトロイトでは、日本の状況が全く分からない。

完全に浦島太郎状態になっていた。

会社からの連絡も最初にあっただけで、あとは現地のパートナーと仕事をしてくれだけ。

特段トラブルもなかったので、僕も日本に連絡することはなかった。

無人島に一人でいるような生活だった。

それでも、いくつか、非日常のような事に、遭遇する。

日曜日にデトロイト美術館に行った後、帰りのバスを間違えた時の事。

途中で気付いて、それを運転手に言ったら、「待っていろ」という。

終点についたら、バスには、僕と大柄な黒人運転手だけ。

まじで、やばいと思った。

バスは終点のバスストップから、移動を始めた。どうなるんだろう?

でも、なんと、ホテルに送ってくれた。

日本じゃ、絶対にない。なんか、小さいころからテレビで見ていた、アメリカを感じた。

それとは、逆に、わけのわからない、状態も、、、

デトロイト川を渡るとウィンザー(カナダ)で、バスに乗って簡単に行ける。でも、バスに乗る人はほとんどいない。

古い美しい町並みで有名だったので、日曜日にバスに乗っていき、カナダ側でパスポートを見せたら、そのまま警察のようなところに連れて行かれた。

映画の留置場のような鉄格子もあって、とっても、ビビった。

フランスなまりのわからない英語でいろいろ言われ、「待っていろ」と言われた。何が何だか解らず、30分くらい待っていると。

「いっていいよ」、、、、、、

なんだったのか?

そのあと、ウィンザーの町並みを見たけど、ちっとも面白くなかった。

帰りのカナダ側のバスの待合室は、広いけど、僕一人だけだった。ひっそりしていた。

ふと横を見ると、

白壁に、黒いマジックで書いた、カナディアンクラブウィスキーの落書きがあった。

一人で笑った。やっと、落ち着けたのを覚えている。

3か月も居ると、結局、それなりに、仕事仲間や、ホテルの人達、

いつも食べる中華料理店の英語の通じない中国人ウェイトレス、

そんな人と冗談を言いながら、時間を過ごせるようになった。

でも、日本に帰る日が決まると、うれしくてうれしくてたまらなかった。

ロサンゼルスの親戚に会って帰ることにしたので、デトロイトからロサンゼルスに移動した。

着いた日は、ロスのヒルトンホテルに泊まる事にした。そして、ホテルの日本料理店に真っ先に行った。

今でも忘れない。

「一番搾り」、「冷奴」、「天ぷら」。

僕の食べる姿をみていた日本人のスタッフの女性が、そばに来て、

「ずいぶん、おいしそうに食べますね」と言ってくれた。

3か月ぶりに聞いた、生の日本語だった。

ぐっと抑え込んでいた、心の栓が抜けた。 

そして、涙が出てきた。


デトロイト市の破産を知った今日

怖いもの知らずの、25年前の自分、でも、

Chineseと言って、生活していた唯一の町。


気持ちを伝える言葉が、見当たらない。



2013年7月18日木曜日

コンピュータソフトのイノベーションに、数学は必要か?

数学的な考え方が、コンピュータ関連の発展に大きく寄与したことは否定しない。

しかし、今は、違うのではないかと思っている。

最近、いろいろな論文調査をするが、どれも数式で一生懸命説明しようとしている。

しかし、、、、、と思う事が多い。学者でいるためには、必要なのだろうと思っている。


たとへば、私が開発したGISは、オーダN二乗問題を数学的には解決していない。

実社会での数値の意味と、それに基づいた実装で解決している。

結果的には、数学的に表せると思うけど、

発想は、「数学的」ではない。

iPhoneだって、数学的に出てきたわけではない。


これからの、コンピュータソフトの発展を考えた場合は、

開発効率、維持管理、品質管理などを考えた場合、

画期的な手法が必要なのはわけるけど、数学的には出てこない。


イノベーションは、当該領域や、他の領域の知識と経験の蓄積が必要である。

そして、個人の変えたいという思いが、必要だ。

イノベーション = f(知識の構造モデル) ・ g(変革に対する想い) 


自分が、活躍したい世界での知識の構造モデルを持っていないと実現できない。

ある意味、成功体験かもしれない。

成功して、初めて見えてくるものは、ものすごく多い。

それは、個々ではなく、世界(モデル)である。

終わってみれば、モデルは数学的には表現できるが、


「あ! これって!!!」は、数学的には、表現できない。


peace

ある農産物生産会社 社長の発言->「農業には他産業で使えない人間が集まる」

農業に、直接かかわって4年目ですが、その間に、いろいろ見聞きし、多くの人と係ってきましたが、そのなかで、著名な農産物生産会社 社長の標題の発言がありました。

これについては、私は、半分は合意できると思っているし、

半分は、誤りだと思っています。

半分の合意とは、むずかしいけど、実際にそのように思われても仕方がない

転職履歴を持つ人が多い事。

そして、農業なり、種苗会社に務めたりしても、すぐにいなくなる。

そんな実態を見ていると、そのように思う。

間違っていると思うのは、農産物生産の会社にしても、農業関連は給料が安すぎる。

したがって、人材が根付かない。必然的に、人の出入りが多くなる。

結果的には、良い成果を出す前に、やめていくから、経営者から見ると、上記のような発言になる。


問題は、

農業生産の生産性が低く、コストに対する利益が低いことにある。

従って、その生産物を利用する次の工程も生産性が低いために、やはり収益があがらない。

当然、給料は、低いので、人は集まらない。定着しない。

このサイクルを止めることが大事だが、これからの少子高齢化のなかで、ますます若い人は、

農業以外の産業を選択することになるから、、、、


僕のように、自分のしたいことをするために、半年働くというライフスタイルを、

作るにはいい仕事なのだが、、、

ただし、子育てが終わったり、借金がないないなどの、ベースがあることが前提。


子供の養育も含めて生活するには、農業という職業は、過酷だ。

農協の為に、農業をしている人も、多いのではないだろうか?

そもそも、農協は、何のためにあるのか?


IT業界も似たところがあって、受託ビジネス中心の会社が多い日本においては、

いずれ、農業と同じことは、起こる。その理由は簡単で、僕が自動プログラミングを開発して、

普及させるから、、、、

日本は、イノベーションを継続的に持続して、製品を生み出す国にならないと、いけない。

製品を沢山生み出せば、そのなから、様々なビジネスが起こる。もちろん、全部の製品が成功するわけではない。

しかし、「生み出す」、これが、本当の力。


受託ソフトを、いつまでも、夜遅くまで、作っていてはいけない。

//EOM


2013年7月15日月曜日

なぜ、私は、今のIT業界に厳しい見方をしているのか?

継続的に、読んでいただいている方も多いので、誤解がないきように。

私は、もともと都市計画の技術者でした。

でも、地図の色塗りが多くて、その仕事は、先輩からの依頼の含めて、とってもいやでした。

それで、自分で、いまでいうGISをつくりました。

それは、当時、ホストコンピュータや、DecのVAXなどの高価なコンピュータでしていたことを、

PC98で、同じことをするシステムになってしまいました。

それで、自分の仕事や、会社の業務効率は、大変向上しました。

PC98 80286 DOS のOSで、VAX-11上のGISと同等以上の性能をたたき出しました。

だから、当時DECからも、引き抜きがしんどかったです。27歳。

それを見た、GISを広げなけれなばならないと考えたおられた方が、おられました。

業界のビジネス規模を広げるためには、高価なシステムではなく、

安価なシステムが必要だと考えられた方でした。

その方により、私は、20代後半で、中央官庁の標準化委員に抜擢されました。

また、そのシステムは、国内のメジャーな顧客に一気に導入され、発表後、一年後には、

30社以上の代理店ができてました。

でも、そのようなパスは、”単純に、自分の発想で作ったシステム”もたらしたもの。

これが、ITのすごさで、自分の発想と作ったシステム・プログラムが、時代のニーズにマッチしていれば、一気に、ポジションもビジネスの作れる。

そして、MITとの共同研究もした。


何が、言いたいか?

ITを使いこなすことは、もっとも低コストで社会的な自己実現を可能をする。

その経験をしているからこそ、

基本的なレベルの高い、かつ、コンピュータに向いている

日本の若者に、奮起してほしいと考えて、厳しめに書いている。

何がしたいのか?

何をすれば、だれが幸せになるのか?

それを、突き詰めれば、PC一台の投資で、社会を変える存在になれる。

それを、知ってほしい。そのために、自分の人生の為に、IT開発者になってほしい。

それが、僕の願い。辛口になる理由。

でも、おれも、50代なのに、だれにも、どの企業にも負けない、自律型4足歩行ロボットを開発している。


自分の才能を、もっとも低コストで、自己実現できる、ITを、

若者よ、もっと、自分の自己実現の為に使え!!!

愛を込めて、Peace!

2013年7月14日日曜日

ビッグデータから、対象を読み取る技術は、IT技術ではない

これも、大きな誤解がある。

ビッグデータをビジネスに、、、、

などの、文言が並んでいるが、

ビッグデータを活用するためには、そのデータを解析して、傾向を読み取るための専門知識と、技術が必要である。

ツールで、可視化をしても、それから、何を読み取るかは、別の分野の専門家の知識が必要


幸い、僕の、卒論は、35年間(5年ごと)蓄積された過疎集落(2000集落)の185項目データを、解析して、動態モデルをつくり、過疎化を引き起こした原因の時系列的な因果関係解析。

185項目 x 2000集落 x 7 = 2,590,00


また、一部上場企業を対象にした組織のイノベーションマネジメントの研究では、

200項目 x 10,000人   = 2,000,000

のデータを扱って、イノベーションマネジメントの研究をして、

メソッド化をするとともに、ビジネス化した。


両者のような、大量のデータ解析をして思う事は、

1)統計処理は、コンピュータで行い可視化はできる。

2)動的なモデルを構成するための、要素の候補は、統計データから選ぶことはできる。

3)最後に、モデルを構築して、データ自身に、意味づけをすることは、解析者の能力

簡単に言うと、エクセルを使って、グラフ化などはできる。

でも、そのデータを読み取り、モデル化するのは、エクセルでなく、人の能力。


ビッグデータ処理についても、解析可能な人の為のツールでしかないのに、、、、

しかし、解析をできる人は、日常さまざまな解析をしているので、Methodを持っている。

結局、ビッグデータを、その裏付けに使っているだけ。。。

その現状が理解されていない。

その理由は簡単、ツールを研究している人や、ツールを開発している人の仕事がなくなるから、

段々、コンピュータの分野も、本質的な部分から離れた、つxらないお祭りが増えてきた。

peace.

なぜ IT は、社会をかえないのか (本の紹介)

原題は、The Social Life of Information.

正直に言えば、日本語訳は、原著のニュアンスを伝えていないので、

英語版を読んだ方がよい。

作者の、John Seedy Brownは、米国の著名なコンピュータ科学者、コンピュータをいかに社会の役に立つ”道具”とするか?と、いう視点で研究を続けた人。

私も、一度、講演を聞き、話したことがあるが、とても紳士な方。

技術と社会システムを、全体的論的に設計して、初めて意味のあるインパクトを与えられる事を、説明している。

この視点は、特に、プログラミングー>SE のキャリアパスを当たり前と考えている、日本のコンピュータエンジニアには、わかりにくいかもしれない。

日本のコンピュータエンジニアに解りやすくいうと、

システムを使う対象の動的な利用モデルを決めて、Architectureなどの全体のシステム構造を決めてから、開発をしなさいという事。

たとえば、私は外資系の会社にいたが、

Architecture の重要性は、最初に徹底的に理解させられた。

Architectureが、決まり次に技術選択になる。つまり、常に目的の為に手段を選択する。

しかし、日本のコンピュータエンジニア、それに研究者も、その意味を理解している人は、

皆無なので、技術選択から入る。つまり、手段から入り、その手段を使うことが目的化する。


僕も、ロボットのプログラミングをする。すでに、100万ステップは超えた。でも、最初にArchitectureを決めたから、ほとんど重複することなく開発ができる。

全体設計をして、それがメカとどのような、相補関係になるかあらかじめ決めている。

会社員時代に、リリースした各種のソフトウェア製品も同じように、Targetの徹底なモデル化と、Architectureを決めてから開発に入る。


まぁ、そんなことも含めて、次に進みたいコンピュータエンジニアの人は、読んでみると良い。


もし、読後、面白くない!と、思うのであれば、今の仕事をそのまま続ける方が良いと思う。

peace!

2013年7月11日木曜日

Raspberry Pi (実用)入門  読者の方からの、反応。超うれしいー!(^^)!

追記(2013年12月)  皆様のおかげで、増刷になりました。

まことに、ありがとうございます。

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7月6日に、販売開始した Raspberry Pi [実用]入門 (Amazon) を、読まれた読者の方から




たくさんのメールをいただいた。

内容は、主に、

「研究や、おもちゃのロボットがほとんどの中、実用を目指したロボット開発は、珍しい」

「もっと、詳しく教えてほしい」

「完成めざして、頑張れ」

など、、、、

発売して、一週間もたっていないが、うれしいメールの数々、感謝、感謝!!!

今日も暑いけど、頑張ろう!

そうそう、自動プログラミングシステムも、そろそろ発表しようかなぁ。

GUIで、必要な条件をいれれば、プログラムを自動的に作ってしまう。イヒヒ!

背後には、プログラミング言語より広い、ビジネス定義言語空間モデルがあるからよ。

Peace!

2013年7月10日水曜日

暑い、暑い、今年で最後の夏のトマト栽培

今年は、ロボットのテストの為に、夏にトマトを作っている。

ハウスでトマトを作るのであれば、トマトの美味しさの出ない、この時期に作るのは、

あまり、意味がない。

来年以降は、夏は、トマト作りませんというか、夏は、農作業しません。

やっぱり、Kayakです。でも、今年は、頑張ろう!

午前10時に、すでに 38.3度。

遮光ネットを引いて、室内上昇を防ぐ。




Kinect or Xtion

このブログをご覧いただいている方で、上記に悩まれている方は、多いのではないだろう?

基本的には、Kinectを選定しているのかなぁ?

他のブログを見ても、Kinectを選んでいるものが多いが、

それらと見て感じるのは、何の為の、”技術選定”か?

それがはっきりしていない。

Kinectも、最初のKinectと、2世代のKinectは、ホストに対する認識機能が全く異なっており、

Raspberry Piで使うのであれば、X360のKinectになる。

この当たりの情報が、整理されずに、どっちだ、どっちだ、、、、、、

私は、Xtionしか使わないが、その理由は、過去のPostにもあるように、

目的を明確にして、技術検証した結果である。

Windowsが、デフォルトOSであるとか、一般論が前提になり、

本来、自分が何をしたいのか?

それがはっきりしない、「xxxxx してみた!」

最近、多すぎるのではないだろうか?


2013年7月6日土曜日

その前に、早くLeapを送れ!

ずるずるに、遅れ、かつ動作環境のスペックが下がった、LeapMotionから、

 Welcome to the Leap Motion Community

なんて、メール来た。

SDKが、downloadできるとか???


まぁ、こういう厚顔なところが、USの企業だけど、、、

発表された時ほどの、期待はすでにない。

だって、最初の当該分野の先行は、SoftKinect。

Intel も、おってきている。


//EOM

そういえば、メールの最後に "//EOM"を付ける意味を知らない情報科学の教授がいた。
日本は、そんなレベルなのよね

やっちゃった! A 10 week lead time

いつ来るのか?

MakerBotのCutomer Serviceに

メールで問い合わせてみたら、、、、(-_-)

いつぞやのRaspi状態。

ロボットのパーツは、試行錯誤する部品も含めて、

沢山作らないとならないから、

その間は、モデリングにいそしもう。

しかし、、、製品発表が、、、、、

2013年7月5日金曜日

3Dプリンターを使いこなす 誤解

2013年8月26日に、MakerBot Replicator 2X が、やってきました。

3D プリンターを使うための各種情報や、体験記録 --> here

すごく、良いよ。やっぱり使ってみないと、分からないことが多い。

使って、下のポストも正しかったことが分かった。

読んでみてください。  2013年9月2日 追記



3Dプリンターブームです。

データから、3Dプリンターで造形するサービスも出現してきました。

ところで、

3Dプリンターは、データを渡したら、そのデータに従って、樹脂などをヘッドから射出するだけ。

つまり、大事なのは、モデリング。

そのために必要なのは、

1)3次元でデザインできる能力

2)壊れにくものを作るための材料力学的な視点

3)モデリングソフトを使いこなす能力


つまり、3D CADを使って、設計できる能力

だから、普通の人には、データは作れない。

かっこいデザインのリングとか、サンプルがあるが、

それを作ったのは、3つを理解している人、

素人ではない。

多分、データをもらっての3Dプリントサービスだけでは、ビジネスにならないだろう。

それが証拠に、アメリカの場合、小さなもの3Dプリントサービス値段が、ABS樹脂1Kgの値段。

あまりにも、高すぎる。つまり、様子見。。。


僕は、設計もしていたし、3D CADも自分で作ったので、3D プリンターを知った時から、

1)2)3)の必要性を強く感じた。


しかし、製造業の設計から生産までのプロセスを大きくかえる可能性のある3D printer関連は、目が離せない。

Peace!


3Dプリンター導入準備

発注したものの、shppingの連絡がまだ来ない。

購入の理由は、複数あるものの、

今まで、フライス盤で削りだしていたので、設計や、運用や作業の仕方が全く異なる。

したがって、3Dプリンター用のルールを決めなければならない

1)ワークフロー

2)モデリング環境構築 Blender

3)3D プリンターを前提にした部材の設計方針や、設計手法の検討

実際の運用までに、いろいろ準備することが多い。

でも、ハーヤく恋恋Pease!!

2013年7月4日木曜日

プログラムを自動生成することは可能か?(4)

なぜ、プログラムの自動生成にこだわるのか?

単純である。

1)人とロボットが、協調して作業するための基本情報(ビジネスプロセスモデル化とDB)

2)協調作業をしながら、ロボットが自己学習するため。
  自己学習することにより、協調作業の安全性を高める。そして、次に効率を高める。

3)僕が、ラクしたいから、、、

自分が、整理するために、4つのpostを書いたけど、書きながら整理できた。

一部、矛盾や飛躍しているところなどあるけど、ご愛嬌。


すっきりした、Peace!

プログラムを自動生成することは可能か?(3)

現在、企業の組織活動を約3,000のActivityで表現可能としたBusiness Activity基本データベースを作った。

これは、以前、特許出願した技術(企業活動のDB化)を、さらに進化させたものである。

自動プログラムを実現化するためには、ビジネスモデルや、特に、価値創造モデルを記述する必要がある。その際の、基本的なデータとして上記のデータベースを開発した。

もちろん、Activityは、会社の特性により属性の追加が発生する。

しかし、過去数百社の業務プロセス分析(特に、知識創造のプロセス)や、グローバルな全社レベルの業務プロセス分析・デザインを行った経験から、次の教訓を得た。

「人の思考、組織およびルールは、自己存在にこだわり、他との違いを求めて、複雑化する」

単純に言えば、「組織は、自らの生存のために常に自己組織化する。」

そして、「実際に、価値創造を行っている部分は、単純であり、かつ単純であるほど、効果が高い。」

という点を踏まえれば、最小限の追加で済む。


さらに既存のITリソースオブジェクトとの関係情報を格納し、あと、もう一つ大切な情報を格納すれば、その企業ごとの価値創造モデルを含んだビジネスモデルが定義できる。

つまり、プログラムを自動生成するための基本情報が完成する。


プログラムを自動生成することは可能か?(2)

企業が、生き残る唯一の条件は、

継続的な顧客創造、

日本の家電メーカは、継続的な顧客維持に走ったために、今の姿。


プログラム自動生成の前提になる、

組織活動を動的な論理モデルで、表現するときに、もっとも重要なことはと、、、

そのモデル化です。このモデル化ができれば、あとは「てにをは」レベルの問題。


それがなけば、単なる業務フローと同じです。

業務フローは、表現した時点で、古くなります。

厳密に言えば、新業務フローというけど、それは、それを認定した時点で、

実は、古くなっている。

もし、古くなっていなければ、その会社の将来は、、、、

peaceでは、ない。

2013年7月3日水曜日

プログラムを自動生成することは可能か?

ある条件下においては、可能だと思う。

つまり、プログラムが対象とする事象を動的な論理モデルとして定義できれば可能だと考える。

では、動的な論理モデルは、どうするのか?

これについては、かなりの検証をしてきた。その検証に基づき、実は、多くの企業でグローバルに使われているソフトウェア製品をリリースしている。

これは、Activityベースに企業活動そのものをとらえるもので、Activityの連鎖として組織活動をモデル化したものである。

このモデルの場合、「連鎖」の定義が最も重要であり、その定義がミソである。

また、自社の業務のプロセスのほぼ全てを表出化したことも、大きな経験になっている。

企業活動は、モデル化可能であり、したがって、自動プログラミングも可能であると考えている。

実は、ロボットのRDCSも、このモデルを採用している。

ロボットが、一台一台動けば良いというの時代は、もう終わりである。

人と組織活動を分担して、ロボットが我々の社会に役に立つことを考えなければならない。

そのベースになるのが、RDCSである。


基本となるモデルは、複合的な学問分野の問題であり、情報科学だけで実現できない。たとえば、組織をマネジメントした経験も必要になる。さまざまな領域が必要になる。

努力するぞ、基本モデルのブラッシュアップと、RDCSの完成を。。。。。

peace!

Ordered a MakerBot Replicator 2X and ABS

今日、あさ メールを確認したら、


WWW.MAKERBOT.COM Customer Receipt/Purchase Confirmation


速攻で、MakerBot Replicator 2X を、MakerBotのサイトから発注した。

日本の代理店が、本体のみで 325,000円です。

サイトで

本体+ABS 5本(1Kg x 5本) + 運賃 で、ほぼ同じ値段です。


待ち遠しい。

Replicatorは、2Xから、ABS樹脂対応になった。

やっぱり、2Xじゃないとね。

ABS樹脂、5本買ったけど、Natural、Blackなど色とりどり、、、、

プリントデータを作るためにのソフトは、Blenderを使います。

一応、昔からちょこちょこ使っていたので、、、


・フリーソフトウェア
Art of illusion, Blender, Google SketchUp, TopMod3D, Wings3D
・シェアウェア

AC3D, Maya, Rhino3D, form Z, QutoQ3D

眠れない、日が続くだろうなぁ。

一番期待しているのは、トマトの収穫パーツです。

Peace!

ロボットネタを、少なくした理由

もともとは、Openで書くつもりだったけど、、

中国と、韓国からアクセスが多くなって、ロボットネタをやめました。

以前の仕事仲間で、中国人も、朝鮮人も友達は、いるけど、、、

特に、中国からのアクセスが、変。

なんじゃこれ!、ここまで、たくさんの、、、、と、いうドメイン名でアクセスしてくる。

それで、RDCSネタなど、すべてcloseした。

この傾向は、僕のほかのサイトでも顕著。

正直にいって、気分が悪い。

2013年7月2日火曜日

今年一番の、Happy!

イギリスで小中学生のコンピュータ教育のために作られ、6か月で、全世界で100万台以上購入されたコンピュータについて、日本での普及のためにチームで執筆しました。販売は、6日だけど、献本で今日きました。

チームの中には、子供と同じ年齢の執筆者もいて、微妙な気持ちで議論していました。僕は、そのコンピュータを使った自律型4足歩行ロボットについて書きました。7月から、地域の子供達に、このコンピュータを使った教育を始めます。
Peace!



An installation manual of Arch Linux into Raspberry Pi

このサイトで一番アクセス数が多いのは、Raspberry Pi への Arch Linux インストールのpostです。

この度、出版した本の読者のために、上記postに加筆し、わかりやすくした文書をPDFファイル化しました。

下記、リンクから、ダウンロードできます。

Chapter12-13の補足資料とサンプルコード(Chapter12-13.zip,約628KB)


自律移動型ロボット用のコンピュータビジョンサンプルプログラム(OpenCV on Raspberry Pi)も

一緒なので、興味がある方は、試してみてください。

プログラムの解説は、Raspberry Pi [実用]入門 (Amazon) にあります。